人気ブログランキング | 話題のタグを見る

テレビ番組やら映像系のディレクターだったりする。このブログでは社会派を目指してみようと思うのであった。本館もよろしくね!


by 8989-55

おお

犯した罪の重さを認識しないどころか感情を逆撫でする行為が

むしろ刑を重くしたような気がする。

これで「死刑」って判決が出なかったら、

どうなんだとすら思えた裁判。

人の死を望むなんて卑しいかもしれないが。



基本的に刑罰は更正や教育目的なんだろう。

犯した罪を反省し、

やってはならない事だと認識させる期間なのかもしれない。

でも死刑にはそれがない。

罪の重さってこともあるが、もう更正不能と言われたに等しい。



死刑は犯罪者に恐怖しか与えない。

それほどの罪を犯してしまったのだから、

死ぬ瞬間までの恐怖を感じることで、

犯した罪の重さを考えるということだと思う。

昔、何かの本で読んだが、

死刑囚本人には直前に執行が知らされるらしい。

いつ執行されるかわからないことから、

懺悔の気持ちが生まれたりするとあった。

どんな凶悪犯罪を犯そうが、

大抵において人間らしい感情を取り戻すと。

「死をもって償う」という本当の意味はそこにあるのではないか。



この被告の場合はどうか。

本来犯した罪に加え、

公判中に出て来た荒唐無稽な言い逃れを

どれほどその瞬間までに悔いることができるのか。

判決後に届いた手紙なら「読むかもしれない」と言った

本村さんの言葉は、とてつもなく重いと感じた。



【光市母子殺害】被告に死刑宣告

新供述は「不自然、不整合、到底信用できない」

www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/139592/


by 8989-55 | 2008-04-22 19:13 | よのなか